トップページ > 許先生のコラム > コラム 第2号

貴方に絶対役立つ東洋医学第2号 - 発行者 : 許志泉

掲載のコラムは、許志泉先生が以前 「 まぐまぐ! 」 に発行していたものです。
東洋医学にご興味がある方、ぜひお読みください。

東洋医学の基本的な考え方 - 1体、心、自然、社会との 「 和 」 という健康疾病観

東洋医学は中国文化背景のなかに誕生したもので、西洋文化から生まれた西洋医学と比べれば、鮮明で独特な考え方を持っています。

自然、社会との統一 「 和 」 という健康疾病観

人間は誰でも、宇宙自然や社会の一部となり、健康や疾病状態は全て自然と社会と連動しています。

たとえば、気が虚弱 ( 自律神経調節能力の低下、低血圧など ) の方は、夏になると陽気が散逸するので
食欲不振やだるさが出やすく夏バテになりやすいのです。逆に冬になると寒気が体の陽気を押さえ込み、血圧が高くなります。なので厳しい冬春に脳卒中や脳溢血をおこしやすいのです。また夫婦の不和や職場など社会での人間関係による悩みが健康に悪い影響を与えています。

  • 健康 とは 身、心、自然、社会との 「 和 」 の状態をいいます。
  • 疾病 とは 体、心、自然、社会との 「 アンバランス 」 の状態をいいます。
  • 病気ではないが 「 不和 」 がある状態を 「 半健康状態 」 といいます。

東洋医学の目線で見ると健康な人は極わずかです。大半の方は、何らかの不和という半健康状態にあり病気にかかる予備軍になります。東洋医学では、養生、体質改善を強調し、病気になる前に不和を是正することで未病を治します。[ 治未病 ]

病気治療とは、その人の崩れているバランスを取り戻すこと。つまり良いバランスがとれたら、生体機能が元気になります。それだけでなく体の自然治癒力を十分に発揮できるので、体の根本から強くなります。
バランスというのはとても大事で、東洋医学から見ると大切な要素がたくさんあるのです。

  • 陰陽、表裏、上下、寒熱、虚実、気血水 ( 瘀血、痰 [ 湿 ]、気の滞りなどを含む )
  • 五臓六腑、経絡、六淫 ( 自然界からの風、寒、暑、湿、燥、火 )
  • 社会からの七情 ( 喜、怒、憂、思、悲、恐、驚 )

今回は、少し難しかったですね。詳しいことはあとの相関内容でお話します。

次回の第3回目は、常に変動する - 生理病理の恒動観 についてお話します。
ご質問があれば、是非ともお寄せください。それでは、またお会いしましょう。

前回の第1回目はこちらから 東洋医学中国伝統医学を元にして日本人にあったもの

富士堂東洋医学研究所-リンクページトップへ戻る

許先生のコラムバックナンバー東洋医学コラム

こちらは、許先生のコラムバックナンバーになります。読み返してみると勉強になりますよ。

Copyright (C) 2004 - 2014 富士堂東洋医学研究所.