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貴方に絶対役立つ東洋医学第16号 - 発行者 : 許志泉

掲載のコラムは、許志泉先生が以前 「 まぐまぐ! 」 に発行していたものです。
東洋医学にご興味がある方、ぜひお読みください。

美味しくて、効く漢方茶シリーズ 4生理痛を解消する 「 月楽茶 」

皆さん、こんにちは。富士堂漢方薬局の許です。今回も引き続き漢方茶について話します。

生理痛の程度は、様々なものがあります。

女性は生理に関するトラブルが多く、生理前症候群 ( PMS )、生理痛、生理不順などのうち、
特に生理痛に悩んでいる方は多く、8割以上の方が悩んでいるといわれています。酷い方の場合の多くは、鎮痛剤を飲みます。しかし一時的に痛みは取れますが、結局毎月飲まないと耐えられません。
この情況が長引くと、鎮痛剤に頼りきりになります。更に1錠、2錠、3錠 … と徐々に増やさないと痛みは取れなくなります。

本格的な漢方治療の場合は生理周期のホルモンを調節し、多くの方は3-6周期で完全に解消することが出来ます。また症状が軽い場合、ほとんどの方は我慢してますね。なので毎月、生理がくる度に憂鬱な気分になるわけです。

「 生理痛の解消策があったらいいなぁ〜 」 と思いませんか?

ここで、生理痛の原因を考えてみましょう。西洋医学から診ると子宮筋腫、子宮内膜症等により引き起こされた生理痛 ( 二次性 ) は原因となる、基の疾患を治さなければなりません。一方、原因がはっきりと分からなく、検査しても特記すべき異常のない 『 原発性の生理痛 』 が、若い女性によく見られます。

東洋医学から考えれば、生理痛は精神的ストレス、気の巡り、血行、寒か熱、虚弱体質などいろいろな原因に関わっています。大別すると、「不通則痛」と「不栄則痛」による二つのタイプに分けられます。

「 不通則痛 」 とは、体の中に気や血が滞って巡れないので、痛みが生じるということです。道路の交通渋滞、川の塞んでいる状態に例えられます。この場合、体の中には要らないもの、代謝老廃物により、又は気や血のバランスの崩れなどからの痛みが 「 実痛 」 と言われます。「 実痛 」 の特徴は、激しい痛みで少しでも押すと、もっと酷くなります。

「 不栄則痛 」 は気や血が虚弱で、栄養物質が足りないことで体が養えなくなり、徐々に痛みが生じます。体の中に必要なものが足りない、又は機能の低下により、必要なものが十分に利用できない場合
「 虚痛 」 と言われます。痛みの程度は軽く、押したり揉んだりすると楽になるのが特徴です。

このような理論から、天然生薬を配合して東洋医学の理論に基づき作られたのが、富士堂漢方薬局の
「 月楽茶 」 です。中身は、当帰 ( トウキ )、芍薬 ( シャクヤク )、茯苓 ( ブクリョウ )、益母草 ( ヤクモソウ )、陳皮 ( チンピ )、バラの花、生姜 ( ショウキョウ )、山査子 ( サンザシ )、大棗 ( タイソウ ) など配っています。
お好みに合わせて黒糖を入れてみてください。

  • 当帰は、養血や活血 ( 血の巡りをよくする ) 作用
  • 芍薬と山査子は、活血や鎮痛作用
  • 益母草は、気の巡りをよくする理気作用

これらを組み合わせることで血行をよくさせ、血流の滞りを改善します。
茯苓は利水や健脾、水分代謝をよくし、陳皮は理気や化痰に働き、芍薬と一緒に代謝をアップさせ体の中に溜まった老廃物や毒素などを出します。またバラの花がストレス解消、血の巡りをよくし、生姜と大棗、黒糖が消化吸収を助け体を温めます。

以上の組み合わせにより、総合的に活血、利水、理気、鎮痛の働きがあり 「 養血活血、調経止痛 」 することで生理痛を改善します。特に、生姜と黒糖を一緒に合わせて煮出したものを、中国では「生姜紅糖湯」といい、昔から、生理痛、冷え症、不妊症等に対して効きめがあると、一般的に知られています。

飲んでから、体を温め、汗を出せる働きもありますし、風邪にも効きます。 生姜や黒糖などは日常生活でもよく食べますね。まさに 「 医食同源 」 の言葉通り、日常の食べ物が体にもよい働きをします。

特に、夏になると冷たいものを食べ過ぎて、体が冷えやすく、生理痛には良くないので、冷たいものは控えることを心がけましょう。

富士堂の漢方茶 「 月楽茶 」 は、以上の生理痛の悩みを考慮して、生理周期のトラブルを解消するために作りました。生理でない時も、普段の生活で 「 月楽茶 」 を気軽に飲むうちに生理痛が解消されます。

最後に、生理痛を解消するため日常生活での注意点について皆様にアドバイス!!

  • 冷たい飲物、食べ物を控えましょう。体を冷やさないように。
  • 生理前、生理中は締め付けない服装を着ましょう。
  • リラックスタイムを持ちましょう。
  • タバコを控えましょう。
  • 月楽茶を毎日飲んで元気になりましょう!

特に大切なことは、冷え性などの体質にならないよう いつも体を温めるように気をつけていれば、
血行もよくなり、生理痛が解消します。是非実行してみてください。

次回の第17回目は、食べ物で養生 夏に元気にする薬膳 についてお話します。
それでは、またお会いしましょう。

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許先生のコラムバックナンバー東洋医学コラム

こちらは、許先生のコラムバックナンバーになります。読み返してみると勉強になりますよ。

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